2016/02/08

【星屑採集】2016年3月19日(土)




時間:開場17:30/開演18:00
料金:予約2500円/当日2800円(共にドリンク付)
出演:天体(松本智仁、辰巳加奈)Lupe∝(ArisA、佐藤公哉、蔡怜雄、権頭真由)
予約:lupe.lapis[a]gmail.com

翠緑の視界をもつ旅人の音楽「Lupe∝」と関西を中心に活動するデュオ「天体」によるシリーズ企画
小窓からのぞく黄昏とともに演奏をはじめます
少しだけ特別な時間旅行をどうぞお楽しみください


天体
2014年大阪で結成、メンバーはギター松本智仁、ピアノと歌はMujika Easelの辰巳加奈。これまで即興演奏を行ってきた松本作曲による静謐で浮遊感のあるユニット。
1stアルバム「voyage」がこのたび発売となり、今回の星屑採集は東京でのレコ発ライブとなります。
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静かに横たわる巨木の様な、全48分に及ぶ2曲のピアノ独奏によって構成されている。Harold Budd の「In the Mist」や Arvo Part の「Spiegelim Spiegel」に感じられる幽遠さを湛えながらも、まったく異質な輝きを持った作品に仕上がっている。録音はUA やBOREDOMS、トウヤマタケオ、mama!milk などを手掛けてきた林皇志。気が遠くなる様な繊細なピアノのタッチと倍音を見事に拡大し、集音する事に成功している。
本作品は松本と辰巳による36種類の水彩画がランダムに3枚封入された特殊パッケージとなっている。装丁に至るまで彼ら自身が監修し、楽曲に鮮やかな広がりを与えている。
人知れず蠢く夜の海の様に、静寂に満ちたこの楽曲には残響から導きだされる確かなリズムと、複雑に変化していく美しい旋律がある。極限までに引き延ばされた音の空間で、私達は浮遊する事ができるのである。「voyage」即ち船旅の中に、長く閉ざされた瞬間の細部を見出す行為。一つの目的地への到着を待つ旅人の様に、私達は待つ事を許されているのである。
letter recordsより2016/2/1発売、300部限定
天体ホームページ:http://ten-tai.com
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Lupe∝
世界の様々な境界に音をつむぎゆく
翠緑の視界をもつ旅人の音楽
現メンバーはArisA(vo,ukulele),佐藤公哉(vo.cello),蔡怜雄(vo.tonbak,frame drum),権頭真由(vo.piano)の四人。

ArisAが幼少時に書き記し思いを馳せたある物語が、音楽のはじまるきっかけとなった。
もっとも微細な音の響きのゆらぎのなかで、普遍的な言葉がそっと耳元をよぎり、どこにもない、どこか懐かしい場所へと誘う。
ライブ演奏以外にも、様々な人を対象に、音や声をつむいで旅するWSも開催している。
これまでの自主企画には、甘酒のお菓子、有機野菜、雑穀料理とのコラボレーション「妙なる食卓にて音を食らふ」、中世の生活プロジェクトANONYMOUSとの共同企画「満月祭」、そして、今回で五回目になるシリーズイベント「星屑採集」など。
現在小作品「つばめ」三曲入りで販売中。