2013/11/05

『チェレンコフ光 vol.1』2013年12月8日(日)




時間:開場18:00/開演18:30
料金:2000円(+1ドリンクオーダー)
出演:stilllife(津田貴司+笹島裕樹)、TAMARUあおやままさし

宇宙から降ってくる微粒子がこの水の原子核とうまく衝突すると、光が出る。それが見えないかと思って」
(池澤夏樹「スティル・ライフ」より)


気配と静謐を奏でるサウンドアートユニットstilllife主催のイベント『チェレンコフ光』。ゲストとともに、どっぷりと演奏を、あるいはワークショップを、ときにはレクチャーも交えて。「聴く」ことによってしか味わえない世界を、変幻自在にご案内します。
第一弾は、ベースギターによる独自の倍音奏法であらたな領域を開くTAMARU、エレクトリックギターによる反復音で時間を溶融させるあおやままさしを迎えて、リスニングのエッジへ!



stilllife(スティルライフ):非楽器・非即興・非アンサンブルという抑制の果てに立ち現れる、気配と静謐のフラグメ­ント。フィールドレコーディングに基づく活動をしてきたサウンドアーティスト、津田貴­司と笹島裕樹が2013年に立ち上げたユニット「スティルライフ」。彼らの描く土のフ­ォークロアは、音が音楽になる瞬間・音楽が音に還ってゆく瞬間を往還し、おととみみの­あいだ・聴くことと奏でることのあいだの水際をたゆたう。





TAMARU:1963年東京生まれ。音響構成および即興/非即興演奏による活動。非日常的な情感との邂逅を志向。近年はノンエフェクトの倍音奏法によるベースギター独奏に専心。音源発表はソロ作品の他、headzから横川理彦、杉本佳一と結成した「installing」のリリースなど。近作は「Live Recording 2011 with Tadahiko YOKOGAWA and Sachiko M」。




あおやままさし:90年代より絵画・音楽の制作を始める。絵画は初期は抽象的なものが多かったが近年は出かけた時に撮影した写真を元に描いた風景画が多い。音楽は初期は即興・実験的なものが多かったが、近年は2〜4分程度のシンプルなメロディーを中心とした曲が多い。