2013/11/04

『星屑採集』2013年12月1日(日)




時間:開場17:00/開演18:00

料金:2800円(お飲物と星屑クッキー付き)
出演:Mujiika easel藤田陽介(自作パイプオルガン)、Lupe

街のはずれの小さな小屋にて
休日の午後
日もそろそろ沈み
ぽつりぽつりと浮かぶ星屑を拾いながら
幾つかの記憶に思いを馳せて歩くと
いつの間にか辿り着く
まだ知らない、だけどどこか懐かしい
夢と現の隙間の風景

Mujika Easel(ムジカ・イーゼル)


2002年頃より活動開始。大阪在住。主にピアノと声を用いたスタイルで、ソロアルバム作品『Love and Realism』(2006年)、『海辺より』(2010年)を発表。クラシカル、音響、即興性を持つサウンドと独自の声の佇まいは、時代、年代を問わず心に響く音楽を届ける。その歌声は儚くも力強く、美しき問いかけのような響きをたずさえて存在する。


藤田陽介|音楽家



広島県尾道市生まれ、香川県出身、神奈川県在住。鳥を師匠とする。
2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。自作楽器「11's Moon Organ」(和名/管鳴-くだなり-)である。ふいごからパイプまで全てを一人で作り上げたそのオルガンは、その構造や演奏方法の全てが特異であり、鍵盤すら持たない。この世に一台限り実在する空想楽器である。

後年、この楽器と連動する新たなシステムとして、世界で最初のノイズ作曲家と言われる未来派・ルイジ・ルッソロの考案した騒音楽器「イントナルモーリ」を復元。また同時に声・歌の使い手であり、ホーメイや動物の声帯模写、シャーマンの歌唱法などを取り込み、独自の歌も展開している。感覚器官に直接訴えかけるような声と、建築的な自作楽器によるパフォーマンス風景が強烈な印象を残し話題を呼んでいる。


近年では、巻上公一(ヒカシュー)や山川冬樹、Open Reel Ensembleなどとの共作によるパフォーマンス公演をはじめ、ダンサーや映像作家との共演、展示活動やライブ企画など、その活動はアートシーン全域に及ぶ。



Lupe∝



二つの弦楽器と身体で、世界の様々な境界に旅し、音を紡ぎゆく。

ArisA(ウクレレ、唄)
1985年生まれ。
幼少時より、クラシック音楽とJAZZ、即興音楽、仏教、精神世界に触れ、物心つくころには身近にある自然のモティーフを切り取り、模倣し唄い、作曲する。埋め立て地育ち、母子家庭という境遇から、文化的、精神的ルーツをひたすら探究するようになるうちに、音と言葉の中庸の発声法、身体表現を織り交ぜた独自のライブスタイルを構築していく。
多様な文化の境界に立つ普遍的な存在や表現を、「旅人」になぞらえて、楽曲制作し、様々な地へ赴き、唄っている。
2012年より、声と鍵盤ハーモニカのための倍音集団「つむぎね
2013年より、太鼓と唄の超次元セレモニーバンドSUNDRUMのメンバーとしても活動している。

佐藤公哉(KIMIYA.S)(五弦ヴィオラ、唄)
アーティスト/ミュージシャン。1984北海道生まれ。
シュルレアリズムの影響の元、幼少より画家を志すが音楽へ転向。
声、ヴァイオリン、ヴィオラ、ホーメイを用いて作曲、演奏、ワークショップなどを行う。異形と多様性への愛をベースに、フォークロア/ポップス/現代音楽/音響/美術/舞台芸術などの混在した活動を続けている。
バンド 『表現(Hyogen)』、デュオ『3日満月』、ソロプロジェクト『KIMIYA SATO & ULTIMA THULE』
コラボレーションも多く、白石かずこ、山川冬樹、つむぎね、酒井幸菜など 多方面のアーティストと共演している。
東京藝術大学音楽環境創造科卒。

SoundCloud

https://soundcloud.com/kimiya-s
表現(Hyogen)
http://sound.jp/hyogen/